商品の説明だけではなく、魚屋らしい魚の雑学もご紹介したいと思っています。
みんな大好きマグロ。最近では人気1位はサーモンなようですが、堂々の日本人が好きな魚2位です。
当店でもほぼ月1に生ホンマグロ一頭買い、解体即売しております。名物ブーメランカットよろしくお願いします。
さて、そのマグロですが、第1回はマグロの種類についてご紹介します。
スズキ目サバ科マグロ属に分類され、8種が記載され、本州で見られるのは主に6種です。
1.太平洋クロマグロ
ご存知、ホンマグロと言われたりする高級魚。日本近海から米国西岸まで黒潮にのって回遊します。脂の乗りは最高で最も高価に取引されます。大間のマグロといった日本のブランドになっているのはこの種類です。日本の最大記録は2.88m483kgです。数千万の高値が付くことも!
2.大西洋クロマグロ
太平洋ものと外形的にはあまり差はありませんが、最近の遺伝子の研究から別種とされています。米国東岸から欧州地中海などで漁獲され、太平洋ものよりも一回り大きく成長するそうです。4.6m 680kgの世界記録があります。最近だと地中海産の畜養マグロなども空輸されたりします。
3.ミナミマグロ(インドマグロ)
インド洋で漁獲されることが多く以前はインドマグロとも。オーストラリア近海など南半球一帯でもとれることから最近ではミナミマグロと呼ばれます。つめたい海を好み、大型で脂の載りや赤身の旨さもクロマグロに匹敵し、クロマグロの次に高価に取引され、高級すし店などでも扱われる高級魚です。2m200kgにも達する大型魚
4.メバチマグロ(バチマグロ)
上に紹介した種類よりも小型(1m少し)で比較的暖かい海で獲れます。目が大きいのでメバチ。さっぱりした赤身、ほどよい脂の載りがあり、フィリピン沖などでもたくさん漁獲され、手ごろな値段で手に入るのでスーパーの店頭に並ぶことが多いとてもおいしい魚です。
5.キハダマグロ
メバチ同様比較的小さく、魚体が黄色がかっているのが特徴。あっさりした赤身で脂はあまりありません。少し硬めで筋が入ったりしますので、刺身以外にもソテーやマグロカツなどでいただくのもお勧めです。
6.ビンナガマグロ
胸鰭が長いのが外形的な特徴です。ツナ缶の主原料ですが、白っぽいピンクの柔らかい赤身ですので脂が苦手な方はお刺身でもとても楽しめる種類です。
種類を知れば店頭でもっと楽しめると思いますよ^^
ぜひ食べ比べしてみてください。
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「ショッパー桜川」は、
滋賀県東近江市桜川西町にある個人経営の食品スーパーです。
鮮魚(当店)・精肉(肉のいしざき)・青果(豊実や)の個人店が集まって運営しています。
舞鶴港からの鮮魚直送、毎月のマグロ解体即売、
全国からのこだわり食品でお待ちしております。
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