みなさまこんにちは。
東近江市八日市で行政書士をしている相続信託アドバイザーの村林りょうきです。
最近、
終活やおひとり様終活
という言葉耳にしませんか?
終活とは何か?
一般的に、
遺された家族に負担をかけないためにあらかじめ準備をしておくことを言います。
なら、
その準備ってどんなことをすればいいんでしょう?
正解はありませんし、一人一人の生活環境、家族状況、などによって変わっていきます。
あなたが遺された大切な家族にどんな想いを残したいか
それこそが終活において一番大切だと僕は想っています。
とはいえ、具体的なお話しもしたいと思いますので今日は就活の中でも
エンディングノート
というものについてお話しします。
エンディングノートっていう言葉は聞かれたことある人も多いんじゃないでしょうか?
テレビや雑誌、新聞など様々なメディアで取り上げれることが増えたおかげで認知度は高まっています。
文房具屋さんにも、エンディングノートが売られているところもあります。
そんなエンディングノートですが、
名前からもなんとなく想像が出来るように
自分の人生の最期について、その準備をするために必要なこと家族に知ってもらうためのノートになります。
ですから、書き方に決まりもありませんし、何を書いても構いません。
とはいえ、法律家としてこういったことは書いておくと遺された家族の方が喜ばれるという項目をお伝えします。
●遺された家族に対する想い
●医療や介護について
●財産の記録
●あなたの最期について
●連絡先リスト
●あなたのプライベートなものについて
6点は最低限書いて頂きたいものになります。
それでは、一つずつ説明していきますね。
●遺された家族に対する想い
この項目が一番大切だと僕は思っています。
エンディングノートを作成するにあたり、きっと大切な家族への想いがあるから作成されるのだと思います。
せっかく残すエンディングノート。
言葉には中々出来ないことでも、文章なら書くことが出来ます。
恥ずかしがらずにあなたの素直な想いや気持ちを、全て書いてください。
その想いは必ず届きます。
二つめ
●医療や介護について
あなたの血液型や持病、アレルギー、かかりつけの病院、主治医、連絡先、服用している薬、等を記入します。
そして、大切なのは告知についてです。
あなたがもし大病を患った時、
家族や主治医から告知をしてもらうのか、
病名だけは告知してほしいのか、
余命は知らせないでほしいのかも記入すると
いざというとき家族はその判断に悩まずに済みます。
僕も以前祖母が癌になったとき母が告知するかどうかですごく悩んで辛い想いしていたのを間近で見たので書いてほしい項目です。
そして、それに伴い延命治療と臓器提供についても書いておくといいでしょう。
ここも家族は非常に苦しい選択を迫られるのでそこにあなたの意思があると尊重してもらえます。
介護についても記載しましょう。
介護が必要になった場合、
出来るだけ自宅で過ごしたいのか?
それとも希望する病院や施設があるのか等
また介護してもらう方に向けて、あなたの人柄や性格、食べ物の好き嫌いなどプロフィールを書いておくのもおすすめです。
三つめ
●財産の記録
預貯金の金融機関名や口座類の記入
株式、投資信託、債権、不動産等その他の資産についても漏れがないように記載しましょう。
注意が必要なのは、借金などの負の遺産も記載しておきましょう。
相続放棄をするかどうかの判断材料になりますので。
四つめ
●あなたの最期について
葬儀についての記載をします。
葬儀をまずするかしないか。
そして、誰を呼ぶのか、あなたの宗教について、何式のお葬式をするのか、戒名を持っているか、いらないか、遺影写真はどれを使ってほしいか、死後事務委任契約を結んでいるか等です。
五つめ
●連絡先リスト
あなたの知人、友人、家族などで遺された家族が知らない方で尚且つあなたの死を知らせてほしい方の連絡先を記載してください。
六つめ
●あなたのプライベートなものについて
携帯電話の契約会社、電話番号、アドレス等を記載し、メールや写真等のデータは見ずに破棄してほしいのか、見てもいいのか、などを記載しましょう。
そのほかにも、他人には見られたくないものの処分方法や、身の回りのものの処分等もどうするか記載しましょう。
以上、6点は法律家としてエンディングノートに記載してほしい項目になります。
もちろん、これ以外のことも記載したいものはしても構いませんし家族に向けてあなたの想いが届く素敵なものにしましょう。
生きているうちに、自分の人生を終えるための準備を考えるのは気持ちが進まないかもしれませんが、
作成された方の感想には、
「作成した後から残りの人生をより大切に生きようと思った」
や
「家族に対しての感謝の気持ちが再確認できて良かった。」
など沢山の前向きなお言葉を聞いております。
また遺されたご家族の方からも、
「悲しみの中色々な手続きをするのが大変だったけどエンディングノートのおかげで円滑に進めることが出来ました。」
や
「亡くなった後にこんな素敵な手紙を受け取れるとは想っていなかった」
というお声も聞きます。
家族に向けた大切な手紙
一緒に作成しませんか?
エンディングノートの作成やお手伝いも行っていますので、ぜひお気軽にお越しください
本日もお読みいただきありがとうございました。
村林諒紀行政書士事務所 村林 諒紀
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